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第30回合唱コンクール

30回目を迎えた合唱コンクールを、1222(金曜日)午後、リニューアルしたばかりのパルテノン多摩で開催しました。
本校の合唱コンクールでは、中学1年生から高校2年生までの各クラスが参加(総勢:590)し、中学の部では、課題曲「あすという日が(作詞:山本 瓔子、作曲:八木澤 教司)」と各クラスで選曲した自由曲を、高校の部では自由曲を合唱しました。

コロナ禍を経て4年ぶりに「マスクのない」合唱となり、皆で心を一つにして大きな歌声と美しいハーモニーがホールに響き渡りました。

碓氷先生の講評

審査には、声楽家でもある埼玉県立所沢おおぞら特別支援学校の碓氷 昂之朗先生、実践学園中学・高等学校音楽科の岡崎 悠里先生、城北中学校音楽科の渡邊まりえ先生、本校卒業(17)生で国立音楽大学卒業生の田中 真梨絵先生、それに本校音楽科教諭2名と管理職が当たりました。
その結果、次の通り、中学の部、高校の部、それぞれに「最優秀賞」、「最優秀指揮者賞」、「最優秀伴奏者賞」が授与されました。さらに、中学では最優秀賞を受賞した以外の学年には「学年優秀賞」が与えられました。

中学の部

最優秀賞 3年3組 「友 ~旅立ちの時~」(作詞・作曲:北川 悠仁)

学年優秀賞 22組、1年2組

最優秀指揮者賞 課題曲 青柳 奏音[33]、自由曲 楠瀬 太稀[33]

最優秀伴奏者賞 課題曲 中井 光姫[31]、自由曲 河合 美空[31]

最優秀賞 3年3組
最優秀賞 2年A組

高校の部

最優秀賞 2A組 「一詩人の最後の歌」(作詞:.アンデルセン、作曲:松下 耕)

最優秀指揮者賞 田村 優弥[1年C組]

最優秀伴奏者賞 渡辺 隼丞[1年C組]

歴史をひもとけば、学校での合唱コンクールは1937年に恵泉女学園高校で始まったそうですが、折しも当時は大きな戦争の狭間でした。
本校は今日で終業式を迎えますが、2023年暮れという時期、多摩という小さな地域での私たちの歌声が世界の隅々まで届き、心穏やかに平和が訪れますように願わずはいられません。

僅か2週間足らずという限られた練習時間ですが、皆さんの熱心な取り組み、ステージで挑む姿に大いに感動した次第です。
末尾になりましたが、お忙しい中、ご参加いただいた600名を超える皆様に感謝申し上げます。