学校生活Q&A
本校の特徴
緑豊かな環境同様、穏やかでゆったりした校風です。都内共学中高一貫校としては、かなりの少人数・小規模な学校ですので、教員生徒の距離も近く、アットホームな雰囲気も魅力の一つだと思います。
自分にとっての「楽しい」を見つけたい、「楽しい」を全力で伸ばしたいと思っている人をお待ちしています。
本校での生活の中で、「正解のない時代」、「予測不能な時代」にあって自らの能力を発揮できるよう、少しだけ高みを目指し、「学ぶ喜び」と「与える喜び」を味わってほしいと思います。
基本的には、1学年120名の4クラス展開ですので、1クラスは30名となっています。ただし、中学3年次、高校1年次は3クラス展開となり、最大40名程度のクラスになることもあります。
年度によってまちまちですが、大体、男子 6:女子 4ほどの割合です。
基本的に毎年あります。
中学3年間で、評定「1」を3つ以上取得してしまった場合を除いて、原則高校への内部進学が可能です。ただし、英語検定準2級取得を目指して努力することが条件です。
多い年でも10名程度です。高校1年次の数学では、高校から入学した生徒のみを1クラスにして授業を行っています。
中学の初年度が約102万円、高校が約111万円(どちらも入学金含む)で、これとは別途で制服代がかかります。また、中学生はニュージーランド修学旅行費用がかかります。
朝は8:20に登校し、10分間の「朝読書」とホームルームを行います。また、中学生は17:45が最終下校時刻となっていて、高校生は18:30まで部活動が可能です。
年度によって様々です。中学から高校に進学する時には大きな学年教員団の変化が起きやすいかもしれません。
はい、それは保証します!
設備について
全天候型屋内25m温水プールをはじめ、口径12.5cmの天体望遠鏡、大学施設ではありますが、中高生も利用可能なセブン-イレブンなどがあります。
中高にはありませんが、隣接する多摩大学の学食やセブン-イレブンを利用することができます。
図書館内に個人学習用ブースを用意しており、放課後に利用できます。高校3年生は下校時間後も20:20まで利用することが出来ます。その他の学年には聖SSRを用意しています。
校則等について
校則に関しては一般的なものとなっていて、それほど厳しくはありません。
ただし、制服や頭髪については、「身だしなみ指導」という形で規則化されていて、罰則もあります。
- 体操服・ジャージ…指定のものを着用します。
- 靴下…スカートの場合のみ、指定のものを着用します。スラックスの場合、前述の「身だしなみ指導」の規則内で、ある程度の自由度があります。
- 靴…前述の「身だしなみ指導」の規則内で、ある程度の自由度があります。
- 鞄…指定はありません。
いいえ、無料です。学費に含まれているので、別途費用はいただきません。
はい、可能です。自転車保険に加入した上で学校に許可申請をし、学校ステッカーを貼った自転車で通学することができます。現在、在校生の約70名が自転車通学をしています。
はい、校内への持ち込みは可能です。ただし、利用に関してはルールがあり、中学生は毎朝クラス担任が預かり職員室で保管しています。
原則禁止です。ただし、やむを得ない事情がある場合のみ、別途届け出の上、協議して決定します。
いいえ、任意参加です。現在、中学生は8割程度、高校生は7割程度が何かしらの部活動に参加しています(2024年2月現在)。
学校行事について
入学式と卒業式(中学・高校で別)や、「多摩聖(たまひじ)三大行事」の体育祭、聖祭(文化祭)、合唱コンクールなどがあります。また、中学3年次でのニュージーランドへのホームステイ研修や高校2年次での修学旅行、中学1年次のオリエンテーション合宿などの学年ごとの行事もあります。
入学間もなく、中学1年生全員で千葉県白子町にて2泊3日寝食を共にし、学校生活の送り方や学習に向かう姿勢、良好な友人関係の築き方について学びます。この合宿を機に、充実した中学校生活のスタートを切ります。
中学校では、3年次に実施される2週間のニュージーランドでのホームステイ研修(中学修学旅行)があります。高校では2年次に修学旅行がありますが「探究学習」の一貫として位置づけ、現地での交流・体験を中心としています。
体育祭は、中高別で開催します。聖祭(文化祭)と合唱コンクールは、高校3年生以外の全員で取り組みます。
体育祭と聖祭(文化祭)が負けず劣らずの盛り上がりを見せています!
「多摩聖(たまひじ)三大行事」の観覧・参加はもちろんのこと、教育後援会主催の保護者向け大学見学ツアーなどがあります。
学習について
2018年度より本校が独自展開している探究学習のスタイルの総称です。「英知」「探究」を語源とし、「答え(A)を知ったうえで、新たな問(Q)を探そう」という思いが込められています。
聖SSRとは「Self Study Room」の事で学習習慣を身に付け、自分に自信を持ち、目標に向けて向上心を持って取り組む生徒を育む場所です。学生メンターが随時机間巡視をして、質問がしやすい環境を整えています。下校時間後も中学生は19:15、高校生は20:15まで利用することが出来ます。
はい、あります。中学校3年次より英語と数学で2段階~4段階での習熟度別クラスを展開しています。
必要に応じて、各授業で効果的な予習・復習の宿題を課しています。しかし、量をこなすというよりも、学習習慣の確立と最低限度の内容にとどめ、他の幅広い学習を支援しています。
はい、あります。特に理解度に差が出やすい数学・英語に関しては、こまめな小テストの成績に応じて、定期的に補習が行われます。
はい、あります。補習形式のものもありますが、学年・教科横断型で行われる「A知探Qの夏」と応用的な学習の「アドバンス講座」がメインの展開になっています。また、高校3年生には別途、大学受験講座が豊富に用意されています。
高校1年時、全員にノートPCを購入していただいています。学校備品としてiPadが140台、Surfaceが40台あり、中学生に貸し出しています。
中学技術、高校情報の授業ではGoogle Classroomを使って教材配信や課題提出等を行っています。またClassiを使って総合、探究や各行事等の振り返りやポートフォリオ作成をしています。全教室でWi-Fiが完備されており、全教室にプロジェクター・大型スクリーンが設置されています。
はい、あります。専任1名、講師1名の外国人教員がいて、中学1年次~高校2年次までの全員に対して英会話の授業を展開しております。
A知探Qの活動の中で、多摩大学教授や学生の方々と協同作業を行うなど、高大接続事業の一環として活発な交流がございます。
進路について
高2より文系・理系、各2クラスずつに分かれます。年度によって違いますが、文系が55%、理系が45%ほどです。
2024年3月卒業生(99名)の大学進学率は約91%です。合格はしているものの、浪人を選ぶ生徒も約4%います。
附属校としての推薦枠はありますが、多摩大学に2学部しかないこともあり、ここ数年、進学者はいません。
必要ありません。本校の6年間のカリキュラムは生徒の進路希望を実現できるようにデザインされています。また、放課後講習や個別対応、自習室(図書室)の夜間開放、聖SSRなどの学習環境が整っています。高校生では塾や予備校に通う生徒もいますが、学校の授業や課題に真剣に取り組むことを本分としています。
毎年度変更がありますが、現在は、東京理科大学、学習院大学、明治大学、青山学院大学、中央大学、法政大学など多くの大学から指定校推薦枠をいただいています。
ほぼ全員が大学進学を目指しますが、専門学校へ進学する者や、警察官、消防士などへの就職をする者も各学年若干名います。
留学について
中学生での留学はできません。
6ヵ月以上の長期留学の場合は留学先の取得単位を進級に必要な単位として最大30単位まで認定しますので、帰国後は留年することなく次の学年に進級することができます。また、3ヵ月~6ヵ月の短期留学の場合は、既定の条件を満たせば出席日数・成績を不利のないように考慮します。
スタディーツアーについて
高校生から希望者を募り、カンボジア、タイ、台湾等へのスタディーツアーを実施しています。事前学習をした上で現地に赴き、国際理解・国際交流を通して日本の在り方について考えます。
その他
思春期の子供たちですので、多種多様なトラブルはあります。ただし、小規模校の特性を活かし、教員(間)・生徒・家庭で密なコミュニケーションをとることで、早い段階で対応するスタイルが確立されています。
はい、います。週に2日保健室に出校していて、予約をすることで、生徒も保護者もカウンセリングを受けることが可能です。
入学時に登録していただく保護者のメールアドレス宛に緊急メールを配信しています。その他、ホームページなども随時更新しています。
外外部の専門家のアドバイスを受けながら防災対策を立てております。また、3日分の非常食・水ほか、防災用品一式が校庭倉庫に備蓄されています。