橋本 凜(33期卒業生)
青山学院大学 経済学部 経済学科
大学では日本の社会を細かい規模で見てみたり、反対に大きな解釈で観察したりすることを中心に学んでいます。昔から1つの物事を異なる立場から見て考えることが好きだった私にとってピッタリだと思い、経済学部に進学しました。
また、講義の内容は複雑で難しいと感じることがよくありますが、見直してみると中学や高校で学んだ基礎を用いていることが多いため、基本から丁寧に教えてくださった聖の先生方に感謝しています。
中学校の入学式で校長先生が私たちに送ってくださった「置かれた場所で咲きなさい」という言葉は今でも私の支えとなっています。進もうとしている道が自分にとって本当に正しいのか分からなくなってしまった時は、1度立ち止まり、この言葉を思い出すことで前に進むことができています。
聖ヶ丘で過ごした6年間で大切な友達や自分のやりたい事に出会うことができました。この場所で様々な出来事がありましたが、今となっては全て大切な宝物です。
齋藤 玲(34期卒業生)
青山学院大学 地球社会共生学部 地球社会共生学科
私は、聖ヶ丘での学校生活を通してのびのびと自分のやりたいことをやりたいままに過ごしていました。今振り返ると、普通の高校生がやりたくてもできないようなことをこの学校で多く経験してきたと思います。高校では、校内で有志団体を立ち上げクラウドファンディングをしたり一般企業と連携してイベントを開催したりしていました。学校内で前例のない活動をする中で、私は未知のものに触れ主体性や決断力を身につけました。この学校にはやりたいことをやりたいだけできるようにサポートしてくれる環境があります。そのおかげで活動の幅をどんどん広げることができました。生徒が少人数であるからこそ一人ひとりが固有の経験を積める機会が多くあると思います。
高校での課外活動の経験から経営やビジネスの分野に関心を持ち、まだ大学1年次ですが率先してゼミに参加しています。日々色んな人と議論を交わし刺激をうけています。そして中高通して続けた競技チアダンスを大学生になってもやっています。
石垣 真優(34期卒業生)
東京都市大学都市生活学部都市生活学科
私は多方面から分析できる都市計画コンサルタントになるために、東京都市大学都市生活学部に進学しました。都市生活学部では単に都市計画を学ぶだけでなくマーケティングやグラフィックデザインなど様々なことを日々勉強しています。
私は総合型選抜という入試形式で大学に進学したため、面接や小論文の添削を先生方に多く指導していただきました。先生方は試験前で忙しいのにも関わらず、嫌な顔一つせず丁寧に対応していただきました。特に「総合型選抜は社会に入っても活きる入試形式だから、絶対受かろう」と言われたことを今でも鮮明に覚えています。この言葉があったからこそ諦めずに頑張り合格することができました。諦めず継続する力が付いたのは、多摩大学附属聖ヶ丘中高のおかげだと思います。
根本 果凜(34期卒業生)
東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科
私の中高6年間は今現在の自分や将来なりたい職の発見につながったと私は考えます。
そのように考えた理由は授業に関して座学では不明点があった時に職員室に尋ねに行けば理解できるまで教えてもらえたことにより勉強に関して自信がついていき中学の段階で特に理系分野の面白さを知ることができ、実技、私にとってはとりわけ美術ではどうやったらもっと良い作品になるか懇切丁寧に教えてもらったことにより上手にできることの楽しさを知ることができたからです。
授業以外にも様々な活動があり「聖っ子プロジェクト」という活動であまり学校では経験できないであろう経験が将来の具体的な方向性を決定づけさせてくれました。
この学校の授業や活動のおかげで将来なりたいものを見つけられ、現在も将来のために本当に学びたいと思うことを楽しく学べることができたと思います。
土方勇輝(35期卒業生)
明治大学文学部文学科英米文学専攻
私が将来の目標を決めたのは、中学2年生の修了式でした。その日限りでご退職される先生から「あなたは教師になりなさい」と言葉をいただき、その瞬間から教師になることを目指すようになりました。
多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校は、生徒が少人数ならではの強みがあります。先生方は生徒一人ひとりの良いところや課題を深く理解したうえで指導してくださり、「やってみたい!」と挑戦する生徒には、どの先生も背中を押して全力で応援してくれます。そのような環境で学べたことが、私の夢の確かな土台になったと思います。
そして現在、私は大学で英語科の教員免許取得を目指し、教職課程に励んでいます。聖ヶ丘で大切な仲間や応援してくださった先生方に出会えたこと、そこで培った大きな自信と目標は私にとっての財産です。


