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小さな学校の大きな挑戦

たまひじりのA知探Q 学びの玉手箱!
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聖ヶ丘ニュース
探究/A知探Q

12月16日 高2探究合同発表会

都内でも珍しい実践として
多摩市長も参加してくださりました

12月16日(土)、本校に隣接する多摩大学アリーナにて、私立高校・都立高校の垣根を越えた「探究合同発表会」が開催されました。

本校の他、同じく多摩市にある大妻多摩中学高等学校、姉妹校の多摩大目黒高等学校、町田市にある東京都立成瀬高等学校、公立中高一貫校の東京都立大泉高等学校附属中学校の5校が集まり、互いの探究の成果を発表しあいました。

都内で学校が主導して、私立都立が合同で行う探究発表会の実践例はほとんどなく、その様子を見学しようと多くの大学関係者や、教育メディアが集まり、高校生の発表に耳を傾けていました。

高校生同士の学び合い
そこら中で語り合う高校生

しかし、この会の主目的は学校広報ではなく、探究という教科の特性を活かしきった学校同士だからこそできる、「高校生同士の学び合い」を実現することです。

今回初めての試みではありましたが、2時間という短い時間の中、我々教員の胸が熱くなるような光景がそこら中で繰り広げられました。

話しかける/呼びかけることに抵抗がある。普通の高校生ならばそうでしょう。しかし、探究学習で自信をつけ、前向きな意欲に満ちた生徒たちが集まると、教員の先導など必要ありません。当たり前のように声をかけ、興味がある発表には質問を繰り返す。その質問に真っ直ぐ向き合い、時には一緒に解法を議論する…。

きっとこれが探究学習のもたらした最大の「成果」であると感じました。

本校をはじめ、探究学習を独自にデザインし続ける学校はたくさんあります。

今回、そういった学校の一部が一堂に会することで、改めて現代の高校生にとって、いかに探究学習が重要であるかを再認識しました。

是非ともご興味を持っていただけると幸いです。