12月8日 高1探究 街なかプレゼン期末テスト
高校1年生136名が4月より毎週水曜日の午後に「地域探究学習」として取り組んできた成果を、12月8日(金)に22のテーマごとにグループに分かれて、多摩センターのパルテノン大通りで街行く人たちを対象にプレゼンテーションを行いました。題して『街なか路上期末テスト』。(詳細は下部、昨年度実績をご覧ください。)
昨年同様、緊張の面持ちで準備をする高校1年生。さすがに街なかでプレゼンをする経験をしたことがある生徒はいないでしょう。
しかし、発表がはじまって数十分。徐々に生徒たちの顔つきが変わります…!
自分たちが調べてきたこと、考えたことを「聞いてもらいたい」という気持ちが、自然と表情を明るくし、声にハリをもたらします。街の人たちが真剣に耳を傾けてくれているという事実がそれをさらに後押ししてくれます。
たった二時間の発表で、どれだけの生徒が、どれだけ大きく成長したか。普段の学校生活では得られない経験と、それに向き合ったというささやかな自信のおかげです。
SNSやスマートフォンの普及により、高校生を取り巻く環境は大きく変わりました。もちろん便利になり、広がりが生まれた面の方が大きいでしょう。しかし一方で、地元の土地への愛着や、地域の方々との対面交流が減った事実も見過ごせません。
多摩大聖の地域探究は多摩市役所との連携を続け、「地域とつながり、地域に学び、地域に還元する」カリキュラムを目指していきたいと思っています。是非、引き続き若い彼らの活動をご支援ください。