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小さな学校の大きな挑戦

たまひじりのA知探Q 学びの玉手箱!
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聖ヶ丘ニュース
探究/A知探Q

多摩市×多摩大聖「探究ゼミ」

多摩市のために行動を起こそう!
各ゼミで続く議論

 今年度より開始した高校2年生の「探究ゼミ」。昨年度の探究基礎で生徒が感じた多摩市の課題を大きく8つに分類し、水曜午後に少人数のゼミ展開を行っています。

 ゼミの目的は「必ず行動をする」こととし、議論や発表はそのための通過点。自分の希望するゼミに参加した生徒は、年間通して、ゼミメンバーと協同しながら課題に向き合っていきます。

<ゼミテーマ>

1, 諏訪愛宕団地の活性化(販売イベント)
2, PR(映像・ポスター制作、SNS運営)
3, スポーツイベント運営
4,
市民のための条例策定
5, 環境美化運動
6, 公民館の活用
7, 高齢者支援
8, 災害対策(ハザードマップ、啓蒙運動)

多摩市役所の方々と一緒に
市職員の方と

 本校探究の最大の特徴は、多摩市役所と緊密な協働連携をしている点にあります。

 子ども・若者の活躍を支援する多摩市の構想と、本校の地域探究が向かう方向がうまく絡み合った結果、ゼミ活動をはじめとしたさまざまな活動が協働で行われています。

 中でも、水曜午後の探究の時間には、市役所職員の方々が職員室に常駐し、生徒の「探究アドバイザー」として毎週のゼミ活動を支えてくれています。活動に悩んだり、アドバイスが欲しい時、すぐそこに地域のプロがいるという環境は、「実行」を目指す生徒にとって大きな力となっています。

ゼミ展開の定期報告会
市長に提案するゼミ長

 5/31(水)には、各ゼミ長が現状報告を行う定期連絡会が多摩市役所にて開催されました。

 この会には阿部裕行多摩市長をはじめ、20名以上の市職員の方が参加してくださり、担当する課との連携の道や、市が抱える現状課題に紐づくアドバイスなどを頂戴しました。第1回目の本会議は約2時間、濃密な時間となりました。

 市長からは「フィールドワークをして多くの人とふれあい、人だけではなく多摩市の植物や動物にもまなざしを向けてほしい。実際に動いて多摩市に何が必要なのかを考える場を作ってほしい。」とのまとめの言葉を頂き、各ゼミ今後の展開に活かしていくことができそうです。

 今後、各ゼミの実行案が具体的になってきた暁には、ホームページにて告知・報告させて頂きます。是非ご注目下さい。