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高校2年生 鎌倉校外学習

34期高校2年生は今までコロナの影響で様々な行事が制限を受けていました。

今年度は体育祭、文化祭、修学旅行、合唱コンクールなど、徐々に行事を行うことができるようになってきていましたが、高校1年生の時に行くはずだった鎌倉校外学習にはまだ行っていませんでしたので、今回、1年後に控える大学入試へ向けて英気を養うということで、鎌倉校外学習へ出かけました。

集合は片瀬江ノ島駅!

天気は快晴、心地よい潮風が吹く片瀬江ノ島駅に朝10時に集合し、事前に各々が決めたルートを参考にしながら様々な場所を巡ります。

江ノ島水族館は海に隣接された水族館で、駅からの道で見た海の景色がとても綺麗でした。館内はファミリー層や、遠足で来ている子どもで多く賑わっていました。そこでは、江ノ島水族館にしかないシラスの繁殖展示や、オオグソクムシなどの深海生物を研究チームと共同で飼育している展示など、江ノ島水族館ならではの魅力を感じることができました。

その後、江ノ島電鉄(通称江ノ電)にゆられて最終目的地である鶴岡八幡宮に行くため、鎌倉まで向かいました。ゆったりした速度と民家すれすれを通る江ノ電は、とても新鮮で快適でした。

あと目的地の鶴岡八幡宮に向かう途中、1.8キロにも及ぶ歩道である段葛(だんかずら)を渡りました。この段葛は鎌倉時代に鎌倉幕府が攻められるのを防ぐために作ったものだと言います。そのため、八幡宮に行くにつれて徐々に道幅が狭くなっていて、遠近法によって長く感じられるのだそうです。ちなみに私は道幅の変化にあまり気づきませんでした。段葛を渡りきると三ノ鳥居と呼ばれる大きな鳥居をくぐり鶴岡八幡宮に到着しました。

最後にそこでクラスの集合写真を各クラスごとに撮り、鎌倉の校外学習を終えました。

今回の校外学習のテーマは受験のための英気を養うということでした。そこで、全力で鎌倉を楽しんだのと同時に、四月から本格的に受験に対して意識を向けなければならないという時期で、まだスイッチを完全に入れられていない私にとって意識を切り替える一つのタイミングになりました。受験生として、これからあと一年共に歩む仲間との思い出ができて楽しかったです。