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小さな学校の大きな挑戦

たまひじりのA知探Q 学びの玉手箱!
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学校長挨拶 学校紹介

しなやかに変わりゆく学校

学校長 石飛 一吉

石飛 一吉
Ishitobi Kazuyoshi

多摩丘陵の南端にあって,遠く丹沢山地の彼方に富士山をのぞむ本校は,1988年に設立されたまだ歴史の浅い若い学校です。近くは緑豊かな聖ヶ丘の住宅地に囲まれ,中高一貫教育を基本とする男女共学1学年120名の「小さな学校」です。

いま世界は絶え間なく変化・変革していると言われますが,皆さんが学んでいる「歴史」「公民」学習からも分かるように,いつの時代も社会は変化を求めています。ただ違うのは,その速さと価値観です。21世紀のいま,時代はさまざまな価値観を認め合うことにあり,そこに変革の本質があると言えるでしょう。

このような社会を紐解く鍵は,「主体性・多様性・協働性」にあるとも言われます。また,社会に求められる人物像も,時代とともに変化し,そこに合わせた教育が求められています。しかし,誰もが最初からこの優れた資質を持っている訳ではありません。

そのためには,まず社会や時代を見極める力を養うことが大切であり,理性と創造力を持って自己を磨くことが求められています。これこそが本校のめざす教育です。

皆さんが社会人となったとき,自らの意思や考えで人生を切り拓いていくことができるような人になるために,いま何が必要でしょうか。それには,ある種の訓練(学習課題)と,情熱を持って新しいことに挑戦し続ける心(精神)こそが求められています。予測不可能社会とは,不安でいっぱいなのでしょうか。見方を変えれば,知らないことに挑戦することは「不安」だけでなく「未知なる希望と夢」にあふれているのではないでしょうか。

これまでに経験したことのない「わくわくする」世界,それが「学びの本質」であり,そのための準備期間が中学・高校の6年間と言えるでしょう。ここに「小さな学校」だからこそできる「大きな挑戦」という本校の願いが込められています。

逆に言えば,これまで本校が果たしてきた役割が,いまの時代を必要としているのです。

  • 学びの主役は生徒にある
  • 学びの種のまく
  • 学びは自己を変える

こうして一歩先を見据えた聖ヶ丘の教育は,必ずや皆さんを成長させます。

夏は赤く染まる夕空に浮かぶ富士山のシルエット,冬はダイヤモンド富士をのぞむこの地で,世界の遠くまで想いをはせながら,壮大な夢を一緒に語りましょう。さあ,私たちとともに…。

教育理念

教育理念(自主研鑚、敬愛奉仕、健康明朗)

自主研鑽

自主の精神は生きるためのエネルギーであり、研鑽は生きる上での羅針盤ともなります。複雑かつ多様化が進む社会においては、自主研鑽の力が必要です。学習指導をはじめ生活全般を通じて、自主研鑽の力を高めるように指導します。

敬愛奉仕

誰でも一人で生きているのではなく、社会の中で生活しています。個人個人が社会の中で何らかの役割を果たすには、良識に裏打ちされた敬愛奉仕の心が必要です。日本人としてはもとより、国際人の資質としても欠くことはできません。敬愛奉仕の心を育てるとともに、広い視野を持ち情報化・国際化する社会に対応する資質を育てます。

健康明朗

明朗なる生活の基盤は、心身ともに健康であることです。体育やスポーツなどを通じて体を鍛えることはもちろんですが、日常生活の中で健全なる精神を確立することはもっと大切なことです。学校生活を中心に健康明朗な生活態度が身につくように指導します。

上記目標をもとに自立と協働を合言葉にグローバル化に対応し、平和で平等な社会を目指す豊かな人材育成につとめます。

沿革

昭和12年
(1937年)
学校法人田村学園・目黒商業女学校
(現多摩大学目黒中学校・高等学校)創立。
昭和63年
(1988年)
学校法人田村学園・聖ヶ丘高等学校を開校。
平成元年
(1989年)
多摩大学開学に伴い多摩大学附属聖ヶ丘高等学校に改称。
平成3年
(1992年)
多摩大学附属聖ヶ丘中学校開校。
沿革