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小さな学校の大きな挑戦

たまひじりのA知探Q 学びの玉手箱!
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聖ヶ丘ニュース
行事

高2修学旅行 南九州コース

5日目

ホテル → 堀切峠 → 鵜戸神宮 → 宮崎空港 → 羽田空港

修学旅行最終日は、鵜戸神宮へ向かいました。

道中、山道を抜けた先に見えた一面の海景色に生徒たちは感嘆の声をあげ、その景色がよく見える堀切峠に寄りました。目の前が一面の海で、崖下には鬼の洗濯岩も見る事が出来ました。すぐ隣にある「道の駅フェニックス」では、マンゴーソフトや日向夏ソフトを味わいました。

その後、鵜戸神宮へ。バスを降りてから階段をのぼって降りて…20分程歩いた先にある鵜戸神宮は朱色の鮮やかな門をくぐり抜けたさらに先にあり、ご本殿は洞窟の中でこちらも鮮やかな朱色をしていました。その奥にはお乳岩があり、こちらは神話海幸彦・山幸彦の話の中に出てくる豊玉姫が子の育児のために、両乳房をご神窟にくっつけて行かれたと伝えられています。また、ご本殿そばにある、霊石亀石の桝形の窪みに、男性は左手、女性は右手で「運玉」を投げ入れ、入ると願いが叶うといわれているということで、生徒たちはみんな運玉を一生懸命投げ入れていました。

その後、前日にマリンスポーツを楽しんだ青島近くのホテルで最後の昼食をとり、宮崎空港へ。飛行機の中ではほとんどの生徒が寝てしまって、羽田空港まで一瞬だったと言っていました。

この5日間の修学旅行では、様々な災害学習を通し、これから身近で起こるかもしれない災害に対して今の自分に何ができるか・何をするべきかを学び、考えました。この大事な経験と共に、楽しんだ5日間と、この時期に修学旅行に行く事が出来た幸運を忘れずに残り短くなってきた高校生生活を楽しみます。

4日目

ホテル → 青島(マリンスポーツ体験)→ 宮崎市内観光 → ホテル

4日目はマリンスポーツを楽しみました。

渚のマリン3種「ジェットスキー」「パドルボート」「シーカヤック」体験チームと「バナナボート&ジェットスキー」体験チームに分かれ、それぞれ楽しみました。渚のマリン3種チームは、一生懸命沖の方まで漕いで行っていました。パドルボートは膝立ちで漕いでいましたが、立つことにも挑戦し、海に落ちてしまっていました。バナナボートチームは、ジェットスキーに引っ張られ勢いよく海の上を疾走していました。ジェットスキーの急カーブに耐え切れず、最後はみんな落ちてしまっていましたが、とても楽しそうでした。

その後の班行動の時間は、青島に残って周辺を散策したり、宮崎市内観光を楽しみました。それぞれ山のようなお土産を抱え、美味しいお昼ご飯の話を持ち帰ってきてくれました。

明日はついに最終日となりました。今日の夜は、鞄からあふれたお土産を何とかしまい込んで明日に備えます。

3日目

ホテル → 人吉市 → 鹿屋航空基地資料館 → ホテル

3日目は、熊本県人吉市へ災害講話を聞きに行きました。

今年の7月豪雨の被災地である人吉市を訪れました。人吉市に入り、球磨川に近づくと、1階が空の状態の家々が目につき、復旧中の建物なども多々あり、今なお復旧作業中であることを思い知らされました。

被災したお茶店「立山商店」の立山まき子さんと「有限会社ランドアース代表」の迫田重光さんに被災時の話を聞きました。洪水のに対して、「自分ができる事」「守るもの」「あきらめない事」や被災後のボランティアの高校生に手伝ってもらった話など、貴重な体験談を聞くことができました。その後、青井阿蘇神社に移動し、宮司の福川義文さんにも当時の状況などを話していただきました。道路より数段高くなった神社の境内にある、手水舎の黄色いライン(本村先生の身長程度)の所まで水が来たと聞き、増水の怖ろしさを身近に感じました。

その後、鹿児島県にある鹿屋航空基地資料館へ向かい、平和学習の一環として、特攻隊の資料などを見てきました。移動中のバスの中では、特攻隊員がお母さんに送った手紙の内容を聞き、同じくらいの年齢の少年が爆弾を抱えた飛行に乗っていくことに思いをはせました。

その後、宮崎県に移動し、ホテルに入りました。

明日は青島の近くでマリンスポーツと宮崎市内観光をする予定です。

2日目

ホテル → 熊本城 → 熊本市内 → 江津湖 → 和菓子製作体験 → ホテル

午前中、熊本城へ見学に行ってきました。

2016年に起きた熊本地震で崩れた石垣や、復旧工事中の天守閣を見てきました。現在は、復旧工事を間近で見られるようになっており、天守閣の工事もあえて布で隠さず、あえて見えるように工事が進めれれています。

午後は、水ソムリエの田中さんによる、豊富な地下水が湧き出す江津湖を見学してきました。

江津湖は上江津湖と下江津湖に分かれたひょうたん型をしています。水は澄み渡っていて、とてもキレイでした。上江津湖にある芭蕉園付近では湧き水が豊富で、添乗員の方も、熊本地震の際にこの湧き水を汲みに来ていたと言っていました。下江津湖では、広木公園で地下水が勢いよく吹き出しているのを見てきました。

その後、熊本和菓子製作体験で、みかんの和菓子作りを体験させてもらいました。ちゃんと、皮を切ると中からみかんの房が顔を出すように作られていて、皮をむくごとに歓声があがっていました。

明日は、今年の夏に豪雨被害にあった熊本県人吉市に災害講話を聞きに行ってきます。

1日目

羽田空港 → 熊本空港 → 阿蘇山 → ホテル

南九州コースは、飛行機で熊本空港へ。その後バスで阿蘇山へ行ってきました。

2016年熊本地震の被害により、阿蘇への主要幹線道路・鉄道が寸断され、迂回を余儀なくされていましたが、私たちの修学旅行に合わせたかのように、国道が今月開通しました。道中、崩れた山肌や、流された橋の残りなど、今なお残る熊本地震の爪痕を見る事が出来ました。

阿蘇火山博物館では阿蘇で起こった災害「災害とは何か」「自然とどう付き合っていくか」などの防災講話を聞きました。

その後、阿蘇中岳火口まで行く予定でしたが、風向きが悪く、規制がかかってしまい残念ながら火口にはいく事が出来ませんでした。その分、草千里ヶ浜を散策し、約2万7千年前の噴火で形成された広くて平らな火口跡の中を歩きました。